脳の側頭葉にある島皮質には体に動きが起こると、それを知らせる信号が集まっているとのことです。これらの信号によって感情を自覚するとのこと。たとえば、口角を上げると、この動きが感情を、つまり、微笑む時の感情を生み出します。うつっぽい気持ちが生まれて来たら、自分の体を無理しない程度に動かして、少しでも良い気分が生まれるようにしてみましょう。両手を自然に、できる範囲で虚空に向かってゆっくりと広げてみる。頭も少し上に。あ~いい気持ちだ、開放感のようなものを持てることでしょう。気持ち(感情)と体のつながりを知っておくと自分自身のコントロールに役立ちます。日々、ストレッチをしている方々はストレッチの最後にヨガマットに仰向けになり、脱力をしてみましょう(寒い場合はタオルケットなどを体にかけます)。ゆっくりと鼻から息を吐く、吸うことをしながら体から力を抜くようにします。そして、ほっとする気持ちが生まれてくるようにしましょう。安心感は体調をよくします。感染症への対策のひとつとして、無理なく試してみてください。